ごあいさつ
牛乳博物館は、酪農・乳業に関する日本でも珍しい博物館です。
トモヱ乳業株式会社の創業者、中田俊男が世界各国で集めたコレクションを数多く展示しています。
牛乳博物館のはじまりは中田俊男の「収集」
創業当時21歳と若かった中田俊男社長は、乳業も経営も、右も左も分からない状態だったそうです。そのため、「乳業をもっと好きになりたい、もっと知りたい」との思いから、乳業・酪農に関する資料を少しずつ集めるようになりました。
事業が徐々に軌道に乗り、海外にも足を運べるようになると、資料の収集量が増加します。最初は自分のために始めた収集活動でしたが、世の中に乳業・酪農文化を伝えたいとの思いに変化していきました。それが、トモヱ乳業株式会社の経営理念「産業の中に文化あり」につながります。
牛乳博物館誕生
1994年(平成6年)、トモヱ乳業株式会社が下辺見新社屋を設立する際、工場の一角に牛乳博物館が併設・開設されました。
その後、2014年(平成26年)3月に中田俊男記念財団を設立し、現在に至っています。
今後も、一人でも多くの方々にご来館いただき、「日頃何気なく飲んでいる牛乳には、こんな色々な物語があったのか」と興味をお持ちいただけたら幸いです。皆様のご来館を心よりお待ちしております。